単体考察 バリシェンは三度破る (通称鉄壁パルシェン)
こんにちは。
皆さんシーズン7お疲れ様でした。
今回は構築記事ではなく個別記事です。
紹介ポケモンは題名の通り
パルシェン@混乱実
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 252-4-4-x-164-84
実数値 157-127-201-x-86-101
技構成 殻を破る/つららばり/バリアー(鉄壁)/ロックブラストorアクアブレイク
HB:後述
A:余り
HD:メガゲンガー無補正252振りヘドロ爆弾確定耐え
S:1破り130族抜き
開発経緯
環境に多いミミッキュ、及びランドロスに強く、起点にできるポケモンとしてパルシェンが良いのではと思った。
→欲張って2回破りたくね?
→じゃあB上げる技ね
→HP不安じゃね?
→じゃあ混乱実で
→あれ?これ3回破れるくね???
基本的に物理ポケモンと対面したら、殻破から入り、上からバリアーでBを上げていく。
殻破→バリアー→殻破…と積み続け2回、できれば3回破る。
対ミミッキュ性能
B+1パルシェンに対し、
A+2A特化ぽかぼかフレンドタイム
ダメージ: 111〜132
割合: 70.7%〜84%
このパルシェンは上記の計算結果の通り、最初に剣舞を選ばれた場合でも、殻破後に上からバリアーを張ることで対処が可能となる。
また、初手のミミッキュZは上から攻撃を受けるため、急所でも落ちない(パルシェン硬い)
→ミミッキュ対面では相手の動きにもよるが2~3回殻を破ることができる
対ランドロス性能
岩石封じ→殻破、バリアー→岩石封じ、岩石封じ→殻破
岩石封じ3回のダメージ: 120〜146
→木の実発動してもう1回破れる
→その後岩石封じを選択されたとき
A+6、S+2となり従来と比べ抜き性能が大きく向上します
※地震のダメージは岩石封じより大きいのでHP管理には気を付ける
物理耐久はA特化カミツルギのリーフブレードを耐えるほどなので、ほとんどの物理ポケモンを起点にすることが可能です。
使用感
・うまく物理ポケモンを起点にすることでパルシェンで3タテというシーンがよく見受けられました。
・バリアーでダメージを調節できるので木の実を発動させやすかったです。
・ポリ2やカプ・レヒレを相手にするのは厳しいですが、後だしでのメガメタグロスには8割程度勝つことができます。
・急所引かないで
上記が主なバリシェンの紹介であるが、従来のパルシェン(印パル等)と異なる例がそこそこあったので一部を紹介
・✝3回殻を破れる✝→火力の底上げが可能です。
・Bを上げるので先制技(バレットパンチ、影打ち)で止まりにくいです。
・対メガガルーラでは、殻破った後バリアーで不意打ちを失敗させることもできます。
・クチートの上からバリアー張ることで怯みないしZを使用せず突破が可能です。(後述のアクアブレイク選択のポイント)
・物理耐久が高いため、積まれたギャラドスやパルシェン、ボーマンダへのストッパーとなり得ます。(後述のロックブラスト選択のポイント)
※追記 4枠目の技選択について
4枠目の攻撃技としてはロックブラストとアクアブレイクとの選択にしました。
それぞれで良い点があるのでそちらの解説
〇ロックブラスト
・ギャラドス、マリルリ、オニシズクモ等の物理水ポケモンへの遂行速度が増す
・先に破られてしまったパルシェンへの返し技
ギャラドス、パルシェンは先に展開された場合ミミッキュでの返しが難しいポケモンですが、このパルシェンであればストッパーになり得るでしょう。
特にパルシェンをみるのであればロックブラストは必須だと思います。
・命中率100%
メガメタグロスやメガクチートといった鋼タイプのメガポケモンに対して等倍で押せる技であるため氷柱針よりも遂行速度が増し、勝率が上がる利点があります。
特にメガメタグロスと対面からでも有利になる点は魅力的です。
また、2つの技は共に炎タイプに打つ技ですがロックブラストと違い、外れないというのも良いです。
上記のように2つの技で見れるポケモンが若干変わるので役割決めて選択するのが良いかと思います。
質問、感想等ありましたらTwitter @Abec_pokeまで
例
Q、混乱実であればHP実数値は4Nの156が良いのではないか?
A、仮想敵のカミツルギやメガゲンガーの攻撃を確定で耐えたかったことと、カプZやいかりを使用する守り神は破り対象外であったためHP実数値は157としました。
Q、2度破ってもあまり火力が出ない。
A、今回は破る範囲を広げるためDに厚く振っているので、その分をAに振るといったカスタマイズをすることで火力を高めることが可能です。