狗尾草の気まぐれ

きまぐれにポケモンなど

JCS使用構築 「身代わりレックウザ軸」

 

はじめに

JCSお疲れ様でした。

自分は最高レート1756、最終172位と微妙な結果だったのですが、満足のいく構築を作成できたので、参加記念に今回使用した構築について紹介します。

 

使用構築

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構築方針

ムーンシリーズを振り返って感じたこと

 グラゼルネを使って参加したところ予想以上にメタが行われていて、勝てない印象があった。また、ムーンシリーズの記事を見てみると好成績の方にはある程度の傾向が見受けられた。そのため以下のことについて意識しながら構築を作ることを目指した。

 

・命中安定技を中心に組む

自分が思っている以上に根源のないカイオーガで抜けている人がいたため、技外しによる負けを限りなく減らすべきと考えた。そこで、エースは命中安定技のみで組むことを決意。また、命中85以下の技は使わないことにした。

 

・相手側が予想しないポケモンを入れる

PGLランキングで持ち物TOP10に入っていない持ち物を持った面白ポケモンや、スタンダードでないポケモンを入れつつ好成績を収める人が一定数いるため自慢のポケモンを採用することにした。

 

ウルトラシリーズについて

パワーのある伝説は、

の5体であり、特には頭一つ抜けたパワーがあると考えた。

また、最も多い並びは

の3つであると考えた。そこで、構築を組むにあたり以下のことについて意識しながら構築を作ることを目指した。

 

・トップメタの並びを使わない

この3つの並びは多くのパーティーに対策され、明確な立ち回りを考えられている可能性が高いため、easy loseされる恐れがあると考えた。

 

・トップメタの並びにに不利をとらない構築づくり

後半からの対戦でトップメタの並びに多くマッチングすることは明らかであると考えたため、少なくとも対等以上に戦える必要があると考えた。

 

レックウザに隙を見せない並び

は出来る限り強く対策すべきと判断

 

構築経緯

このルールで最もパワーがあると思っていたレックウザを(主に初手に出して)使用していたところ、相手側の処理方法が見えてきた。高速アタッカー(テテフ、コケコ、ボーマンダ)などによる上からの処理や凍える風や岩石封じ、ほっぺすりすりなどのS操作+襷ケアができる動きである。そのため、高速メガ枠に強いカプ・テテフと組ませながら、S操作技に強い身代わり持ちメガレックウザが強いのではないかと考えた。また、剣の舞を持たせ、抜きエースとして活躍させたかったため、取り巻きはサポート性能とレックウザに強い禁伝に強いポケモンが良いと判断。そこで、猫+ネクロに強いガオガエン、怒りの粉+ゼルネアスに強いモロバレルを採用。

次に目を付けたのが(日食)であり、ウルトラバースト前はに強く、ウルトラバースト後はに強いという面白い性能を持っていることが分かった。また、テテフネクロというパワーある選出が可能となるため、ネクロズマを採用。

更に、ゼルネアス、トリル軸に対抗する手段としてトリルを打てる方が良いと判断。ここまででおおまかに構築が決定した。

ここまでで、イベルタル、カプ・コケコが辛く、強いポケモンを採用しようとしたが、妙案が思いつかなかったので妖Zカプ・コケコを採用することにした。

 

ゲームプラン

基本的にはレックウザ育成ゲームを行い、A2↑の状態を目指す。しかし、この構築にはテテフネクロによる火力の押し付けや、トリル+モロバレルの集団催眠といった強いサブプランがあるため、相手によって最適な戦術を選択することを目指した。

 

個別解説

 レックウザ

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レックウザ@混乱実

陽気

196(124)-218(140)-123(20)-x-131(84)-168(140)

H:4n

陽気珠レックの画竜点睛が6.3%の乱数一発

控え目カプテテフのムンフォ確定耐え

S:準速メガレックウザ抜き

A:余り

構築の軸。身代わり持ちレックウザは環境にほぼ居ないため、考慮されることがなく、一方的なアドバンテージをとることができる。身代わりの利点はS操作技を身代わりが耐えるだけでなく、猫騙しの無効化、威嚇の無効化、守る択での安定行動など、非常に使い勝手の良い技であった。

実際に身代わりが耐えた技を列挙すると、レヒレの凍える風急所(C4振りなら確定耐え)、レヒレのこご風+ガオガエンの蜻蛉、ガオガエンフレアドライブメガガルーラの親+子の猫騙し(A252なら急所率込みで84%くらいで耐える)、乱気流状態での原始カイオーガの根源…等々

技は画竜点睛、身代わり、剣舞まで確定となり、この時点でほぼ完結していた。

色々考えた結果、鋼タイプへの打点となる技が欲しいと考えた。そのため、鋼タイプで数が多そうなネクロズマドータクンに刺さる噛み砕くとした。この枠はパーティとの相談の枠になると思う。(テテフを採用しないなら神速が丸い気がする)

持ち物は、身代わりを使うため襷、鉢巻は論外。珠は使用していたが、HP管理がシビアであったため却下。「ピンチになったら勝手に回復するメガボーマンダって強そうですよね」という着想の元、身代わりと相性の良い混乱実とした。(某理論の記事で身代わり+回復+積みは強いって書いてあった気がする)

初手に安定して選出するためには多くのパーティにいるテテフに縛られない必要があると判断。そのため、HDはテテフの特化ムンフォ耐えとした。ちなみに、H4振りメガレックウザを確定一発に調整された攻撃(硬いマンダの流星とか)を丁度耐える。

 

 ネクロズマ

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ネクロズマ@ウルトラネクロZ

勇敢(最遅)

日食:204(252)-229(252)-147-134(4)-129-73

ウルトラ:204(252)-240(252)-117-188(4)-117-120

HAぶっぱ

この構築の2匹目の禁伝

ゼルネアスやカイオーガに強い打点となるA特化

威嚇を刺されても火力が出るように勇敢

最遅にすることで、ウルトラ化してもトリル下で多くの禁伝よりも早く動くことができたが、遅いことによる弊害も存在するのでSラインは諸説であった。

技はフォトン、トリルは確定。丁寧に扱うためにも守るが必要。@1は、ガオガエンに刺さる技が必要だったため大地とした。

持ち物はウルトラ化するためにZだったが、伝説にZを持たせることで、基本選出にパワーがあってよかった。

また、この並びで読まれないのか、かなりトリルが刺さっていた。

 

カプ・テテフ

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カプ・テテフこだわりスカーフ

控え目

145-x-95-200(252)-136(4)-147(252)

CSぶっぱ

初手に伝説と並んで出す駒。

 無振レックウザを確1にするため控えめ

技はサイキネ、ムンフォに加えて、構築単位で重いルナアーラに対して打てるシャドーボール、ゼルネアスに対して打つ場面があると期待してのマジックルーム

しぜんのいかりは打ちたい場面がほとんどなく、外しが負けに直結する恐れがあると判断したため不採用。

モロバレル

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モロバレル@きあいの襷

なまいき

221(252)-105-91(4)-150-145(252)-82

HDぶっぱ

この構築の影の立役者

襷+いかりで技を吸うのはもちろんのこと、レヒレ入り以外にはトリル下で胞子を打ってるだけでゲームが終了することが多かった。

ウルトラシリーズではバレルへの対策が薄くなったらしく、通りが良かった。

ガオガエン

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ガオガエン@突撃チョッキ

いじっぱり

201(244)-169(148)-111(4)-90-122(92)-83(20)

ここまでで破壊するのが難しい鋼タイプがいる構築と、ネクロ入り、バレルが出せない構築に対して選出する駒

耐久をある程度確保しつつ、打点を高めるためにAに大きく配分し、持ち物はチョッキとした


カプ・コケコ

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カプ・コケコ@フェアリーZ

おくびょう

155(76)-121-106(4)-145(236)-102(52)-184(140)

HB:A252レックウザのA+2神速が6.3%の乱数一発

HD:コケコのフェアリーZ耐え

C:できるだけ高く

S:最速レックウザ抜き

ネクロズマイベルタルに対して余りにも無力で不利をとるが、無視できる数でないため、強いポケモンとして採用。

選出機会は少なめであったが、予想していた活躍はできた。

 

基本選出

先発 レックorネクロ+テテフ

後発 レックorネクロ+バレル

先発の伝説は基本的にレックウザだが、ゼルネ、コケコ入りなど不利をとるポケモンが多い場合はネクロを先発に据える

基本選出にメガ、スカーフ、木の実、Z、襷が入っているのが個人的には気に入ってます。(シングル勢並みの感想)

 

先発 レックorネクロ+テテフ

後発 レックorネクロ+ガエン

ヒレ、ネクロ入りに対しての選出

サイクル戦になることが多かった。

 

感想

 普段はシングルレートにしか潜っていないので、本格的なダブルの活動はVGC2019が初めてでした。サンシリーズでは16に乗るのが精一杯でしたが、ムーンシリーズ、ウルトラシリーズと徐々にレートは高まったので構築レベルの成長は実感できました。

 構築に関してですがかなり強く、easy winはたびたび起こりましたが、easy loseはなかったと思います。

当たった中で無理なポケモンはHBゼルネ(+2画竜点睛耐え)と吠えるグラードン入り位で残りの構築にはほとんど優位が取れていました。

しかし、自分のプレイングレベルがかなり低く、プレイングミスをしていたり、技の選択時間に間に合わないことが2試合に1試合はあったため、その分負け数を積み重ねてしまったことが反省点です。(7分使い切って負けてしまった試合もあった。)

次回このようなイベントに参加するときは、しっかりとプレイングレベルを磨いて参加しようと思います。

サンシリーズから考察や個体準備を手伝ってくださったり、一緒に合宿を頑張ってくれた流星ダブル勢の皆さん、本当にありがとうございました。

 

質問、感想等ありましたらTwitter @Abec_pokeまでお願いします。

BattleFrontier、MASTERS使用構築 【宇宙発現】おもちゃスタン

BattleFrontierが久々のオフで楽しかったので、活動報告も兼ねて記事を作りました。

 

構築経緯

マンダナットドランからスタート

→変幻自在(めざ炎)ゲッコウガへ強いスカーフカプ・レヒレを起用

→ここまでで崩せないドヒドイデ軸へ投げる思念メタグロス、メガ枠と相性のいいジバコイルを組み込む

→ここまでで鋼4体となりナットレイの枠に疑問を感じた。そこで、

ボルトロスに強いことに加え、カプコケコ、ポリゴン2に強く水タイプ受けができ、ある程度の耐久がある。かつ、メガ枠の起点にならなそうな見た目をしているポケモンを探した結果、アーゴヨンに可能性を感じ、PTが出来上がった。

 

そのPTとオフ結果はこちら

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 今回のスイスドローでは5-1から予選落下しました

 

このオフの反省として、Z枠が余っていること、宇宙ポケモンで有利になった後に逆転負けをすることがあったため、ジバコイルミミッキュに変更しMASTERSオフに臨んだ

 

結果 予選5‐3 3位抜け

決勝トーナメント2回戦敗退

 

アーゴヨン以外はメモ書き程度ですが、以下採用順に解説

 

 

ボーマンダ@メガストーン BF KP78   2位(43.33%)

特性 威嚇→スカイスキン

性格 臆病

努力値 84-0-0-172-0-252

実数値   181-x-100-152-100-167

メガ後   181-x-150-162-110-189

技構成 ハイパーボイス/大文字/りゅうせいぐん/羽休め

マンダ軸が多いと思い、最速流星マンダを使いたいと思った。

威嚇と打ち逃げ性能が使いやすく、程よく削り裏のレヒレの圏内にいれる役割を担った。

 

 

 

ヒードラン@風船   BF KP19  16位(10.56%)

特性 もらいび

性格 臆病

努力値 4-0-0-252-0-252

実数値   167-99-126-182-126-141

技構成 かえんほうしゃ/めざめるパワー氷/大地の力/岩石封じ

宇宙①

ボーマンダを選出しない際の地面の一貫切りに加え、不意のめざ地面にも強い風船ドラン。

リザードンウルガモスヒードランがいるときは100%選出した。

終盤に不意に投げる風船ドランはタイプ無効の豊富さがとても強いと感じた。

岩石封じはS操作技としても優秀で多くの場面で打っていた。

挑発も欲しい場面が多かったが全ての技を打つ機会があったので要検討。

カプ・レヒレとの相性も良くカバマンダ軸には大抵コンビ選出をしていた

 

 

 

カプ・レヒレこだわりスカーフ  BF KP34  10位(18.89%)

特性 ミストメイカ

性格 臆病

努力値 0-0-4-252-0-252

実数値   145-x-136-147-150-150

技構成 ハイドロポンプ/ムーンフォース/冷凍ビーム/黒い霧

宇宙②

ゲッコウガ入りに初手に投げたり、終盤にスカーフで意表を突き一掃する。

水、フェアリーの一貫は作りやすいことと、削ったカバ+マンダに刺さる冷凍ビームの範囲がとてもよかった。

素早さ・火力ともに高くないため積まれないプレイング+他2匹による上手い削りが要求されるが、ハマれば強いと思われる。

黒い霧は最後まで回答が生まれなかったイーブイバトンへの抵抗として入れた。

 

 

 

メタグロス@メガストーン   BF KP37   9位(20.56%)

特性 クリアボディ→硬い爪

性格 陽気

努力値 156-12-4-0-140-196

実数値   175-157-151-103-128-126

メガ後   175-167-171-112-148-170

技構成 アイアンヘッド/思念の頭突き/爪研ぎ/身代わり

 

調整意図

HB 身代わりがA252ナットレイのジャイロボールを最高乱数切耐え

A 余り

D 身代わりがC4スイクンの熱湯確定耐え

S 最速ガブリアス抜き

宇宙③

受け系統のサイクル(特にドヒドイデクレセリア絡み)に対して選出

ナットレイに対してもゴツメでなければゴリ押せたりする。

思念は範囲も優秀で1匹で試合を決めることもあった。

 

 

 

ジバコイル@食べ残し   BF KP6  34位(3.33%)

特性 じりょく

性格 おくびょう

努力値 252-0-4-4-20-228

技構成 チャージビーム/ラスターカノン/どくどく/身代わり

S ABミミッキュ抜き抜き

宇宙④

メガメタグロスが鋼タイプで止まるため、確実に削りを入れるため以前使っていた磁力ジバコを採用

選出は1回のみだったが期待通りの活躍をしてくれた。

アナライズ・頑丈ジバコイルだったら出したい!と思うPTが多かったのでジバコイル自体は別の機会に再度使ってみようと思います。

 

 

 

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アーゴヨン@混乱実    BF KP6  34位(3.33%)

特性 ビーストブースト(S上昇)

性格 穏やか

努力値 252-0-44-4-108-100

実数値   180-x-99-148-117-154

技構成 ヘドロ爆弾/大文字/悪だくみ/身代わり(MASTERSオフでは大文字→火炎放射)

調整意図

HB A252メガメタグロス地震確定耐え

C 4振り

D 余り

S 準速霊獣ボルトロス抜き

 

宇宙⑤ 今構築のMVP 

 

アーゴヨンについて】

PGLをみると、性格は臆病・控え目が99%

主な持ち物はZとこだわりスカーフ、襷であり、高速高火力アタッカーとして知られている。

特に素早さ種族値121は多くのポケモンを上から縛れ、悪だくみによる崩し役としても扱いやすい。

今回のBattleFrontierオフでのKPは6(34位タイ)であり、多くは見かけないポケモンです。

 

【このアーゴヨンの強み】

・従来のアーゴヨンに比べスカーフ電気枠やカプ・コケコによるボルトテェンジによる疲弊が少なく、サイクル負けしにくい。

・身代わりを搭載することによってZ技をすかしやすく、木の実を発動させやすい

・先制技に縛られにくい

等が挙げられる。

 

このアーゴヨンの特殊耐久指数は21060(木の実込みで31590)であり、

H4振りアーゴヨンが14453を大きく上回っている。

 

主な非ダメージ計算

ABミミッキュ(A実数値143)のぽかぼかフレンドタイム

ダメージ: 154〜183 割合: 85.5%〜101.6%    乱数1発 (12.5%)

特化ミミッキュのかげうち ダメージ: 36〜43 割合: 20%〜23.8%

A252メガメタグロス地震 ダメージ: 150〜178 割合: 83.3%〜98.8%

C252+1カプ・コケコの10万ボルトZ ダメージ: 138〜163 割合: 76.6%〜90.5%

C252カプ・コケコのめざめるパワー氷 ダメージ: 58〜70 割合: 32.2%〜38.8%

C252カプ・コケコのボルトテェンジ ダメージ: 38〜45 割合: 21.1%〜25%

※身代わりが乱数1発(6.3%)

C4ポリゴン2の冷凍ビーム ダメージ: 74〜88 割合: 41.1%〜48.8%

C特化ギルガルドシャドーボール ダメージ: 85〜102 割合: 47.2%〜56.6%

C252変幻自在ゲッコウガの冷凍ビーム ダメージ: 134〜162 割合: 74.4%〜90%

C特化激流ゲッコウガハイドロカノンZ ダメージ: 123〜144 割合: 68.3%〜80%

C252霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷 ダメージ: 78〜92 割合: 43.3%〜51.1%

 

なんか色々耐えて木の実発動しそうで強そう

 

主な与ダメージ

ヘドロ爆弾

無振りゲッコウガ ダメージ: 84〜99 割合: 57.1%〜67.3%

H4ミミッキュ ダメージ: 60〜72  割合: 45.8%〜54.9%

大文字

無振りゲッコウガ(氷) ダメージ: 136〜160 割合: 92.5%〜108.8%

無振りメガメタグロス ダメージ: 96〜114 割合: 61.9%〜73.5%

H252ギルガルド ダメージ: 74〜88 割合: 44.3%〜52.6%

火炎放射

+2火炎放射で無振りメガメタグロス確定1発 

 

なんか色々耐えられそうで弱そう

でも2回悪だくみを積めば全抜きできそう

 

【使用感】

大抵は初手に投げた。特殊耐久に厚いため、カプ・コケコ対面で悪だくみを安定に積むことで試合を有利に進めることができた。これによってeasywinできたりする。

相手視点はZやスカーフを警戒しなければならず、動きを制限できるのが強かったりします。見えない道具は強い。でも木の実は食べやすかった。

ボルトテェンジ、とんぼ返りは共に半減であり、ヘドロ爆弾による毒スリップもあり、木の実のお陰でサイクルも回しやすかった。

また、Sブーストによって相手に積み行動させにくい点も評価ポイント。

選出した試合は出し勝ちならば2回積んで全抜きチャンスがあった印象

 

 

 

ミミッキュミミッキュZ   BF KP83  1位(46.11%)

意地っ張り

131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)

じゃれつく/シャドークロー/影うち/剣の舞

 

数々の宇宙ポケモンで作った有利を勝利に変換する駒として採用。

発想自体は下リンクのAdamsさんのブログを参考にしました。

「楽勝ゲコマンダ」 - ガラクタ構築製造所

 

パワーが最も出るであろうミミッキュZで採用したがとにかく強かった。

Z枠が余っており、余程受けに偏った構築でなければ積極的にすべきであると感じた。

 

 

感想

とにかく耐久アーゴヨンが強かったにつきます。

試合の半分はこのポケモンで蹂躙して勝ち星を稼いでいった。

今後耐久アーゴヨンを多く見かける機会が来るのかも…しれないです。

 

 

最後に

実は記事を書いている途中に気づきましたがアーゴヨンは穏やかではなく臆病だと

実数値   180-x-99-148-117-154

実数値   180-x-99-148-119-156

まで能力値を伸ばすことができます。

是非この記事を見て気になる人がいたら臆病アーゴヨンを使用することをオススメします。(素早さを落とすのであれば穏やかでよいと思います)

 

 

 

 

 

宣伝

9/21より全国で公開された新作アニメ映画「若おかみは小学生!」を観てきました。

非常に面白かったのでおススメです。心が洗われた気がします。

 

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第5回MASTERS ベスト4 咄咄怪事 ~6体エース構築~

先日行われた第5回MASTERSで使ったパーティーの紹介です。

結果は予選7勝2敗 1位抜け

決勝トーナメント準決勝敗退→3位決定戦敗北

で4位となりました。

 

友人から公開してと言われ、話のネタになればいいなと思い簡易的ではありますが、記事にまとめてみました。

 

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構築経緯

積みエースのバシャーモ+アーゴヨンの範囲の良さに気づき、2匹から組み始めた。

バシャーモの起点作りとしてあめおふで採用した襷ゲンガーを入れ、地面の一貫を切りたいと思い、浮いていてカバルドンを起点にできるランドロスポリゴン2ゲッコウガに強く出れる瞑想カプ・コケコ、ここまでで重いガルーラ、ボーマンダマンムーギャラドスに強いパルシェンを加えて完成した。

 

ポケモン紹介(採用順)

 

バシャーモバシャーモナイト

特性 かそく

性格 やんちゃ

努力値 0-252-0-4-0-252

技構成 フレドラ/地震/剣舞/めざ氷

メインエース1枠目

めざ氷は環境に多いと予想されたボーマンダ入りにも出しやすくするために搭載した

 

 

アーゴヨン@ホノオZ

特性 ビーストブースト(S上昇)

性格 臆病

努力値 0-0-0-252-4-252

技構成 ヘドロウェーブ/大文字/悪だくみ/身代わり

メインエース2枠目

出し勝ち出し負けが割とはっきりしているので積極的に打てる身代わりを採用

当初ドラゴンZだったが打つ機会がそこまで多くなかったためホノオZにして今回は流星群→悪だくみとなった(6匹が決まった後に技変更になった)

 

 

ゲンガー@気合の襷

特性 呪われボディ

性格 臆病

努力値 0-0-0-252-4-252

技構成 凍える風/ヘドロ爆弾/催眠術/祟り目

いつもの便利屋さん

今回はランドロスと絡めることでよりエースとしても活躍した

 

 

ランドロス@ラムのみ

特性 威嚇

性格 陽気

努力値 0-252-0-0-4-252

技構成 剣舞/地震/逆鱗/重力

カバルドンを安心して起点にできるポケモンとして採用

マンダに起点にされずらくするため逆鱗を入れた

元々は重力が撃ち落とすだったが後続のポケモンや交換されても効果が続く重力とした

重力に代えたことで催眠術とのシナジーもあって良かった

奇抜さが目立つこの構築の中でも特に気に入ってるポケモン

 

 

カプ・コケコ@デンキZ

特性 エレキメイカ

性格 臆病

努力値 0-0-0-252-4-252

技構成 10万ボルト/瞑想/身代わり/マジカルシャイン

ポリ2や耐久水を起点にしていく

 

 

パルシェン@混乱実

特性 スキルリンク

性格 わんぱく

努力値 252-76-4-0-4-172

技構成 殻を破る/つららばり/アクアブレイク/鉄壁

鉄壁については前回投稿したバリシェン参考

単体考察 バリシェンは三度破る - 狗尾草のきまぐれ

Sを2↑でフェローチェが抜ける実数値が112まで伸ばした

 

 

感想

・身代わりアーゴヨンについて

使い勝手は良かったがドラゴンZが欲しい場面もあり、他の技については考察すべき点であった

ランドロスについて

ゲンガーと選出することでほぼ腐ることはなくなる

当日もほぼ選出していたので使いやすいのではないだろうか

パルシェンについて

相変わらず強かった

 

相手の想像を超えたポケモンほど止めにくい気はするので

今後も発展のために新たなポケモンを開発していきたい所存であります

 

 

 

基本選出

特になし

相手によって先発、後発を考えて選出する

1匹刺さっているポケモンで蹂躙したとして、残りを介護することができるポケモンを選ぶということが多かった

 

 

個体を貸してくれたわだーだ(@wada_dapoke)、対戦して下さった皆さん、MASTERSにご参加して頂いた皆さんありがとうございました

 

質問、感想等ありましたらTwitter @Abec_pokeに質問箱を取り付けましたのでそちら、もしくはリプにお寄せください

お気軽にどうぞ

 

 

 

宣伝

4/27に流星群主催の仲間大会を開きます!よろしければご参加ください。

流星群 ~Pokemon Masters~ のブログ 仲間大会 「第2回流星杯」 要項

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単体考察 バリシェンは三度破る (通称鉄壁パルシェン)

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 こんにちは。

皆さんシーズン7お疲れ様でした。

今回は構築記事ではなく個別記事です。

紹介ポケモンは題名の通り

パルシェン@混乱実

特性 スキルリンク

性格 いじっぱり

努力値 252-4-4-x-164-84

実数値 157-127-201-x-86-101

技構成 殻を破る/つららばり/バリアー(鉄壁)/ロックブラストorアクアブレイク

HB:後述

A:余り

HD:メガゲンガー無補正252振りヘドロ爆弾確定耐え

S:1破り130族抜き

 開発経緯

環境に多いミミッキュ、及びランドロスに強く、起点にできるポケモンとしてパルシェンが良いのではと思った。

→欲張って2回破りたくね?

→じゃあB上げる技ね

→HP不安じゃね?

→じゃあ混乱実で

→あれ?これ3回破れるくね???

 

基本的に物理ポケモンと対面したら、殻破から入り、上からバリアーでBを上げていく。

殻破→バリアー→殻破…と積み続け2回、できれば3回破る。

 

ミミッキュ性能

B+1パルシェンに対し、

A+2A特化ぽかぼかフレンドタイム

ダメージ: 111〜132 

割合: 70.7%〜84%

このパルシェンは上記の計算結果の通り、最初に剣舞を選ばれた場合でも、殻破後に上からバリアーを張ることで対処が可能となる。

また、初手のミミッキュZは上から攻撃を受けるため、急所でも落ちない(パルシェン硬い)

ミミッキュ対面では相手の動きにもよるが2~3回殻を破ることができる

 

ランドロス性能

岩石封じ→殻破、バリアー→岩石封じ、岩石封じ→殻破

岩石封じ3回のダメージ: 120〜146

→木の実発動してもう1回破れる

→その後岩石封じを選択されたとき

A+6、S+2となり従来と比べ抜き性能が大きく向上します

 

地震のダメージは岩石封じより大きいのでHP管理には気を付ける

 

物理耐久はA特化カミツルギリーフブレードを耐えるほどなので、ほとんどの物理ポケモンを起点にすることが可能です。

 

 

使用感

・うまく物理ポケモンを起点にすることでパルシェンで3タテというシーンがよく見受けられました。

・バリアーでダメージを調節できるので木の実を発動させやすかったです。

 ・ポリ2やカプ・レヒレを相手にするのは厳しいですが、後だしでのメガメタグロスには8割程度勝つことができます。

 ・急所引かないで

 

上記が主なバリシェンの紹介であるが、従来のパルシェン(印パル等)と異なる例がそこそこあったので一部を紹介

 ✝3回殻を破れる✝→火力の底上げが可能です。

・Bを上げるので先制技(バレットパンチ、影打ち)で止まりにくいです。

・対メガガルーラでは、殻破った後バリアーで不意打ちを失敗させることもできます。

クチートの上からバリアー張ることで怯みないしZを使用せず突破が可能です。(後述のアクアブレイク選択のポイント)

・物理耐久が高いため、積まれたギャラドスパルシェンボーマンダへのストッパーとなり得ます。(後述のロックブラスト選択のポイント)

 

 

※追記 4枠目の技選択について

4枠目の攻撃技としてはロックブラストとアクアブレイクとの選択にしました。

 それぞれで良い点があるのでそちらの解説

 

〇ロックブラスト

ギャラドスマリルリオニシズクモ等の物理水ポケモンへの遂行速度が増す

・先に破られてしまったパルシェンへの返し技

ギャラドスパルシェンは先に展開された場合ミミッキュでの返しが難しいポケモンですが、このパルシェンであればストッパーになり得るでしょう。

特にパルシェンをみるのであればロックブラストは必須だと思います。

 

アクアブレイク

メガメタグロスメガクチートへの遂行速度が増す

・命中率100%

メガメタグロスメガクチートといった鋼タイプのメガポケモンに対して等倍で押せる技であるため氷柱針よりも遂行速度が増し、勝率が上がる利点があります。

特にメガメタグロスと対面からでも有利になる点は魅力的です。

また、2つの技は共に炎タイプに打つ技ですがロックブラストと違い、外れないというのも良いです。

 

上記のように2つの技で見れるポケモンが若干変わるので役割決めて選択するのが良いかと思います。

 

 

 

質問、感想等ありましたらTwitter @Abec_pokeまで

 

Q、混乱実であればHP実数値は4Nの156が良いのではないか?

A、仮想敵のカミツルギメガゲンガーの攻撃を確定で耐えたかったことと、カプZやいかりを使用する守り神は破り対象外であったためHP実数値は157としました。

Q、2度破ってもあまり火力が出ない。

A、今回は破る範囲を広げるためDに厚く振っているので、その分をAに振るといったカスタマイズをすることで火力を高めることが可能です。

第7回あめおふ!3位 ゲンバシャ構築

10/28に行われたあめおふ!という70人規模のシングル63の対戦オフに参加しました。

結果は 予選4勝3敗 2位抜け

決勝トーナメント 準決勝敗退→3位決定戦勝利 

で3位となりました。

 

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使用経緯

 剣舞地震バシャーモを使いたかったため、S操作ができる襷ゲンガーと一緒に採用。

また、他に使いたいポケモンが3匹居たので、補完・裏メガとしてボーマンダを入れた。

 

バシャーモバシャーモナイト

特性 かそく

性格 意地っ張り

努力値 0-252-0-0-4-252

技構成 フレドラ/雷パンチ/地震/剣舞

 

構築の軸

剣舞を入れつつ範囲を広くしたかったため守るを採用しなかった。

地震バシャーモ対面で膝を打たなくてもよい、剣舞地震ドヒドイデ入りサイクルを崩せることから採用した。

当初はとび膝蹴りを採用していたが、打つ機会が少なくレヒレ・ギャラドスに止められることが多かったため雷パンチへと変更した。

マンダ入り以外には積極的に選出でき、サイクルを崩すことができた。

またとび膝外しもなく、技外しによる負け筋が無い点は良い。

会場を沸かせた新星ポケモン

 

ゲンガー@気合の襷

特性 呪われボディ

性格 臆病

努力値 0-0-0-252-4-252

技構成 凍える風/ヘドロ爆弾/催眠術/祟り目

起点ポケモンとして初手に投げ、こご風を打って倒されるのが役目。

催眠術は通常での使い方に加え、相手視点からは非常に嫌な技であり、倒されるためという側面もあっての採用となった。

死に出しからでも使えるポケモンであり、選出率はほぼ100%であった。

襷ゲンガーは呪われチャンスも2回あるため襷とのシナジーもよいポケモンだと思う。実際、オフでは準決勝、3位決定戦でポリゴンZの十万ボルトを呪わせて起点にするという荒業を見せつけました。

 

パルシェン@ラムのみ

特性 スキルリンク

性格 うっかりや

努力値 252-84-4-84-0-84

技構成 殻を破る/つららばり/ロックブラスト/波乗り

HB:1舞A特化リザードンのフレドラ、1舞特化ボーマンダの捨て身確定耐え

A:ロックブラストでH振りメガリザードンX確2

C:余り(1破り波乗りでH振りヒードラン確1)

S:1破り130族抜き

この構築の2枚目のエース

カバリザ、カバドリ等のガバ展開に強いポケモンとして目をつけていたが、上記バシャーモを止めてくる後発の地面ポケモンを起点にできるとして採用。

ラス1のこのパルシェンはカバ対面で2回殻を破り全抜きすることができることが強み。

鋼に止まりにくい両刀型として採用したが、基本つららばりしか打たなかった

2回殻を破らないと火力がでないことが弱点

 

カプ・レヒレ@ミズZ

特性 ミストフィールド

性格 おくびょう

努力値 0-0-4-252-0-252

技構成 ムーンフォース/ハイドロポンプ/めいそう/黒い霧

 

瞬速レヒレ  

最速ミミッキュ以外のミミッキュに上から黒い霧を打つことができるためABミミッキュが流行っている今強いのではないかと採用

中速ポケモンに上から水Zを打てたりレヒレ対面では瞑想を積むことができる

 

ジバコイル@食べ残し

特性 じりょく

性格 おくびょう

努力値 252-0-4-4-20-228

技構成 チャージビーム/ラスターカノン/みがわり/電磁浮遊

 

 S:ABミミッキュ抜き抜き

 

急に浮き出す謎のポケモン  UFOジバコ

バシャーモを出しにくいマンダ+鋼に出せるポケモンとして採用

磁力ジバコイルを考えていたが、電磁浮遊を搭載することで起点化できるポケモンが増えるのではないかと思い試してみた。

鋼を刈り取り後述のマンダを通しやすくする予定だったが、ナットやカグヤがほとんどおらず選出率は低かった。

素早さラインは準速カグヤを抜こうと思ったが、もう少し欲張り、バシャのストッパーになり得るABミミッキュ抜き抜きにした。

メガポケモンでは基本的なハガネール、sダウンしたメタグロスも起点にできます

 

ボーマンダボーマンダナイト

特性 威嚇→スカイスキン

性格 しんちょう

努力値 194-4-4-0-236-100

技構成 竜の舞/捨て身タックル/ストーンエッジ/羽休め

 

この構築が重いリザ・電気枠に出しやすい慎重マンダ

もともと毒羽マンダだったが、ボルトロスヒートロトムへの遂行速度を高めるためにストーンエッジを採用した。

バシャ軸であるため選出は1回のみ(その試合では出番なし)だったため使用感は分からないままである

 

基本選出 

・ゲンガー バシャ パルシェンorレヒレ

・レヒレ ゲンガー パルシェン

・マンダ ジバコ @1

 

感想 

オフで初めて上位入賞することができましたが、使いたいポケモンを詰め合わせただけなので重いポケモン・並びが非常に多かったです。しかし個々のスペックは高かったと思うので、この中に開拓しがいのあるポケモンがいればいいなぁと思っています。

オフでは予想以上にポリゴンZが活躍していたように感じました。レート終盤もどうなるか楽しみです。

 

あめおふ!主催のくらぴょんさん、スタッフの皆様、対戦してくださった方々、ありがとうございました!

 

質問等あればお気軽にTwitterかブログにお願いします

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第7回JPNOPEN・サンムーンS3使用構築 純正レパガッサメタモン 

どうもこんにちは、エノコロです。

今回はJPNOPEN及びシーズン3で使用した構築の紹介です。

対戦して下さった方はもちろん、並びを見た方々も驚かれたと思いますが、中身の紹介をメモ程度にさせて頂きます。

 

〇結果

JPNOPEN 予選7-2 2位抜け

決勝トーナメント1回戦負け ベスト16

サンムーン シーズン3 レート2000達成

 

〇構築経緯

前期で選出誘導の強さを実感したので、より相手を縛れる並びであるところのレパガッサを採用することにした。

次にカプ系及び草に強いメガ枠のゲンガー、そして相性のいいポリゴン2を採用した。

 

〇使用構築

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